聖書：ペトロの手紙 一 １：１７－２：２
2024年、私たちは「御言葉を食べる喜び」を教会の標語とし、エレミヤ15:16を本年聖句としました。そもそもなぜ私たちは御言葉を食べるのでしょうか。
１．御言葉が新生をもたらすから
ペトロはイザヤ書を引用して歴史的事実を思いおこさせ、神の言葉の確かさを宣言します。御言葉は朽ちぬ種。この種が蒔かれ（語られ）るところに聖霊は働かれます。そうして主イエス・キリストの福音を信じ受け入れる時に、私たちは水と霊によって新しく生まれさせていただく…新生です。
だから捨てるべきもの…一切の悪意、偽り、偽善、妬み、悪口を捨て、求めるべきものを求めなさい。それは「理に適った、混じりけのない乳」、「霊の乳」（口語訳）すなわち御言葉です。
２．御言葉により成長するから
生れたばかりの乳飲み子のように、霊の乳である御言葉を慕い求めることを主は命じます。なぜなら御言葉が私たちに新生をもたらし、成長をもたらすからです。
大人と違って生まれたばかりの乳飲み子の食物は、ミルクのみ。ミルクを飲まなければ死んでしまいます。同じように私たちも御言葉を食べなければ霊的に死んでしまうのです。私たちが、ミルクが与えられるまで泣き続ける乳飲み子のように熱心に御言葉を求め、それを食し、栄養とし、スクスクと成長することを父なる神は願い、喜んでくださるのです。
